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日本に譲渡された装甲巡洋艦2艦の一つ「リバダビア」,その後「春日」と改名される(M・ドメック・ガルシーア著「日本海海戦 アルゼンチン観戦武官の記録」より)。アルゼンチンは,チリとの間で国境紛争が起こったためイタリアに発注したものだったが,1902年の平和協定により必要としなくなった。ロシアも日本との戦争に備え,その取得を希望したが,結局,1904年1月,日本に譲られ,日露戦争で両艦とも目覚しい活躍をした。