軍艦「日進」(「Moreno」モレーノ)

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日本に譲渡された装甲巡洋艦2艦の一つ「モレーノ」(「日進」と改名)。排水量8,000トン,全長105メートル,最高速力20ノットを誇る各艦が横須賀に入港した1904年2月,日露戦争の火ぶたは既に切られていた。旅順港外の海戦に参加した「日進」は最も破損を受けた艦の内の1隻だった。アルゼンチン政府に任命され観戦武官としてこの戦争に立ち会ったドメック・ガルシーア提督(当時,海軍大佐)はその後,非常な親日家になり1930年代,榛葉と「亜日文化協会」を設立した。