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アルゼンチンにおける初代の日本公館長,大越成徳・弁理公使に代わり1904年12月3日,ブラジルに公館を置いて兼任する駐在公使として,杉村濬(ふかし)が任命され,1906年1月ブエノスアイレスにおいて信任状を奉呈したが,同年在任中死去した。写真はCaras y Caretas誌1906年1月6日第379号に出た新公使の風刺画。「日本の公使を紹介できることが大きな喜びです」,と。こうして,評判のよい総合雑誌をはじめ,当時のマスコミは日本に対して好意的に報道した。