Hb61 はつり機
広島市所蔵
湊生松 寄贈
寄贈者は広島県出身。同じく広島県出身の湊定市・キク夫妻の養子として、1924(大正13)年、14歳の時に養父に呼び寄せられてシベリア丸でハワイに渡航した。教育を受けてより良い生活をすること、商売を学ぶことを目的に渡った。
生松は10年間の見習いを経て、オーダーメイドの日除けやテントの他、キャンバス地製品を製造するアイランド・オーニング・ショップを設立した。
このはつり機はホノルルで購入したもので、主にパティオに覆いを取り付ける際、コンクリートを削って穴を開けるのに使用した。