Hb41 ナイフのケース

  

広島市所蔵

常本貞一が、ハワイ島コナでコーヒー栽培していた1906(明治39)年から1925(大正14)年頃に、腰から下げていた。ナイフは残っていないが、研ぎ棒がついており、作業の合間でもさっと取り出しては農具などの刃物を磨いていた。ケースには装飾がほどこされ、汚れもなく、おしゃれな人だったと寄贈者が語る父の姿が偲ばれる。