Hd01 ストライキ
1920(大正9)年
オアフ島
藤間順平 提供
1909(明治42年)年の第一次オアフ島大ストライキから11年後、1920(大正9)年に第二次オアフ島大ストライキが起きた。1万人を越えるオアフ島のサトウキビ・プランテーションの日本人労働者が待遇改善を要求し、5か月にわたるストライキを起こした。今回はフィリピン人労働者もともに立ち上がった。
青年会や労働団体が支援を組織し、日本語新聞や仏教会などからもストライキ労働者に対する支援がよせられた。
しかしながら、労働組合運動における日本人の活躍は、日本人に対する不信感を抱かせ、排日運動に拍車をかける一因にもなった。