最初の移民

9/25

  

ペルーはラテンアメリカの国の中で、日本が正式な外交関係を結んだ最初の国でした。それは1873年の和親貿易航海仮条約締結によるものです。これにより後に、ペルーへの日本人移民が許可されることになりました。
19世紀の終わり、事業を拡大するために労働力を必要としていたペルー沿岸地域のサトウキビ大農園は森岡移民会社と契約を結び、790名の日本人農夫が労働者としてペルーにやって来ました。この第一陣が到着した1899年4月3日にペルーへの日本人契約移民が始まったのです。1923年の契約移民終了まで、83回の航海で合計18,727人の日本人がペルーに渡りました。
写真はカニェテの農園で働いていた女性と子供たちです。