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レティーロ駅前にあった花の露天市場。花卉の需要が増えるのにともなって、花卉商たちと栽培者の取引場所として自然発生的にできあがった。雑然としていたこの露店市場は、1930年代はじめ、ブエノスアイレス市当局から解散を命じられた。その後、レティーロのコンセントラシオン花卉集荷市場が設立され、花卉栽培者と花卉商を株主にする株式会社になった。日本人も役員として入っていた。