アルゼンチン生産のヤマロイド・ボタン

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第二次大戦後アルゼンチン政府が進めた工業保護政策に沿い、山田商会はパラナー河の貝と輸入原料による貝ボタン、エクアドルから輸入した堅木を使ったナット・ボタンを製造した。さらに、新しい材質、ラクトロイドを製造するために大阪の大日本Dellul社と契約した。これは「ヤマロイド」の名称で登録され、牛乳から取れるアルゼンチン産のカゼインから製造された。