マンコカパック像の寄贈

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1921年、ペルー独立100周年を記念して、日本人コミュニティーはリマ市への寄贈品として、タワンティン・スウユ帝国の最初のインカ(皇帝)であるマンコカパックの像を贈ることを決めた。
古代のインカは「太陽の息子」と考えられており、日本にもそのような神話が存在することから、ペルー中央日本人会は、日本とペルーをより親密に繋ぐ象徴として、このマンコカパック像を寄贈することを決定した。
5メートル以上にもなるこのモニュメントの完成には5年かかった。1926年にグラウ通りとサンタテレサ通りの交差点で落成式が行われ、後にサンタテレサ通りはマンコカパック通りと名付けられた。