3/25
福島県出身の加藤正は、ペルーのリマ県バランカに位置するパラモンガ耕地で働くため、1914年4月17日に森岡移民会社との契約書に署名しました。 契約期間は1年間で、サトウキビ農場での1日10時間労働、もしくは製糖工場での1日12時間労働に従事するというものでした。休日は日曜日の他に、ペルーの祝日が4日と天長節でした。 労働に対して、1日当たり最低120ミレシモ(1ソル20センタボ、約1円20銭)が支払われました。